フィジカル
W杯で見える日本バスケ
2019.9.6
8月31日から中国で開幕しているFIBAバスケットボールワールドカップ2019で、昨日オールNBAプレーヤーのアメリカ代表と期待の星・八村塁(ワシントン・ウィザーズ)有する日本が対戦した。
正直に言うと力の差を見せつけられたような試合となった。アメリカでも注目されている八村、渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)とNBAプレーヤーが二人いる日本は、強化試合で強豪ドイツに勝利するなど、成長をしていることは間違いない。
しかしオールスターのアメリカ相手では、八村でさえもわずか4得点しか得点することが出来なかった。唯一のプラス材料となったのは、馬場雄大 (アルバルク東京)が挙げた18得点。NBA選手相手に自分のプレーを貫けたことは、馬場本人にとっても、チームにとっても大きな成果と言えるのではないだろうか。
日本はここからが始まりと考え、以前のサッカー日本代表がW杯初出場した時のことを思い浮かべ、5年後10年後という長いスパンで王者アメリカを倒すべくチームを作ってもらいたい。日本サッカー代表もブラジル代表を撃破した「マイアミの奇跡」という経験を持つように、今後日本のバスケットボールがアメリカに勝利する日が来るのを心待ちにしたい。
Bリーグの発足により富樫勇樹(千葉ジェッツふなばし)が、今まで考えられないような1億円プレーヤーになるなど、日本バスケット界もJリーグのような勢いをつけてきている。今後のバスケット市場の活性化によっては、現在Jリーグで世界最高峰プレーヤーのイニエスタ(神戸)がプレーしているように、現役のNBAプレーヤーが日本のBリーグで活躍する日もそう遠くないかもしれない…
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