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田中将大新たな偉業!

2019.6.19

田中将大(ニューヨーク・ヤンキース)が新たな偉業を成し遂げた。

17日(日本時間18日)、10奪三振・完封勝利を達成し、ダルビッシュ有(シカゴ・カブス)、黒田博樹、野茂英雄に次ぐ、日本人4人目の快挙となった。

 

高校時代、駒大苫小牧高校で2年生からピッチャーとして活躍し、2005年夏の甲子園では同校を2年連続2回目の優勝へと導いた田中。3年生の夏は、当時ライバルとされていた斎藤佑樹(日本ハム)率いる早稲田実業に決勝戦で敗れた。この試合は甲子園史に残る印象的な試合となっている。

 

直球で押しまくり相手を睨みつけるマウンド。叫び散らす気迫は他のピッチャーを寄せ付けない。マウンドでピンチを迎えると、相手を睨みつけギアを上げ、迫力満点のストレートを力強く振り投げてくるその姿は甲子園を熱く盛り上げた。鋭い目つきと直球、そしてスライダーを交えたその投球術は、当時の駒大苫小牧高校・香田誉士史元監督曰く「とにかく気が強い」と言わしめるほどの逸材であった。

 

高校卒業時のドラフト会議では、楽天イーグルス、オリックス・バッファローズ、日本ハム・ファイターズ、横浜ベイスターズ、に1位指名され、楽天に入団。1年目からその才能を発揮し、新人王を獲得した。あのプロ野球の重鎮、野村克也元監督からは「まーくん、神の子、不思議な子」と言われるほどの信頼を勝ち取った。

 

そして2014年、7年約155億円というトップメジャーリーガーと並ぶ巨額な金額で名門・ニューヨーク・ヤンキースと契約。その見事なピッチングとマウンド度胸はMLBでも頭角を現し、毎年10勝以上をあげている現在までの活躍ぶりは野球ファンなら誰もが耳にしている。2021年以降の契約は、野球ファンに夢を与えるものになるに違いない!

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