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期待高まるU-18野球日本代表、初の世界一へ

2019.8.28

8月22日、日本中を盛り上げた全国高校野球選手権大会決勝で大阪府の履正社高校が初優勝を遂げたのは記憶に新しい。「甲子園が終わると、夏が終わる」と言われている日本では、夏の甲子園は一種の風物詩となっている。

今年の甲子園は、岩手県・大船渡高校の佐々木朗希投手が出場するとみられていたが、佐々木投手は残念ながら岩手県大会の決勝で投げることはなかった。筆者も佐々木投手を見に、岩手県大会決勝へ赴いたが、彼の投球姿を見ることができなかった一人なのだが。。。

一方、決勝まで勝ち残った石川県・星稜高校。今甲子園で最も注目を浴びたと言える奥川恭伸投手は、持ち前の制球力と切れ味鋭いスライダー、そして150キロをゆうに越すストレートを武器に勝ち上がっていった。結果は準優勝で終わったが、その勇姿は見る人を惹きつけた。

そして甲子園の感動が冷めぬ中、招集されたのがU-18日本代表だ。佐々木投手、奥川投手ともに選出されている。
今月26日に行われた大学日本代表との壮行試合では、大学生と互角の戦いを繰り広げた。U-18日本代表は、30日から始まる韓国で行われる世界大会に挑む。

やはり注目されるのは佐々木投手だろう。壮行試合でも彼の姿を見るために神宮球場のチケットは売り切れとなった。
プロの世界でも160キロを越すピッチャーは数少ない中、まだ体が出来上がっていない高校生のうちから163キロという恐ろしいスピードを打ち出している。
佐々木投手のピッチングは、日本が初のU-18世界チャンピオンをもぎ取るチャンスとなる!

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