フィジカル
斎藤隆がヤクルトの投手コーチに就任。問題視されているピッチャー問題にメジャーの風
2019.10.30
ヤクルトの気になるニュースが飛び込んできた。2020年のコーチングスタッフの発表である。なんと1軍の投手コーチにメジャーで活躍した斎藤隆(49)が就任することが確実となった。
斎藤は東北福祉大学を終え、横浜大洋ホエールズ(現横浜DeNA)で13年間ピッチャーとして活躍。そして2006年、活躍の場をメジャーへと移す。ロサンゼルス・ドジャース(2006〜2008)、ボストン・レッドソックス(2009)、アトランタ・ブレーブス(2010)、ミルウォーキー・ブルワーズ(2011)、アリゾナ・ダイヤモンドバックス(2012)とアメリカで8年間プレー。その後2013年に日本球界復帰を果たし、楽天イーグルスに2年間所属、2015年にその輝かしい選手人生に幕を下ろした。
安定したピッチングと角度あるホームからコーナーをつくスライダー、その投球能力には予てから定評がある。斉藤の介入により、メジャー色の強いピッチャーの技術がヤクルト投手陣に加わることとなった今年のプロ野球。19年ぶりに沢村賞の獲得が見送られるなど、ピッチャーに対する問題が重要視されている。新しい野球のスタイルが取り入れられ、日本のプロ野球も変わっていくのではないかと思われる。しかし「先発完投」と言うピッチャーの醍醐味を期待しながら、良い意味でのメジャー色の野球を打ち破る日本のプロ野球に来年度も期待したい!
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