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選手生命を左右する怪物ルーキー・佐々木朗希の育成法は‥⁈

2020.1.14

ドラフト1位で指名されて入団した千葉ロッテマリーンズの怪物ルーキー・佐々木朗希(18)が抱負を語った。それは野球ファンにとって希望を抱かせる明るいニュースとなった。

そこで気になるのは、育成方法はどのような形をとるのかだ。高校生ながら163キロと言うスピードボールを投げた超一流ピッチャーは、自分の意思を貫き通す必要があると筆者は思う。

と言うのも、かつて一流ピッチャーと言われドラフト上位で入団したピッチャーでも、バッターでも、投球ホームやバッティングホームを変えられてしまい、選手本来の良さを生かせない場合があるからだ。無理あるホームに違和感を覚え、投球の幅を狭まれ、自分の力量を十二分に発揮する選手生活を送れないことがある。本来のパフォーマンスを出せずに引退していく選手がいたのも事実である。

この教訓を生かし、ロッテはこの怪物ルーキーに可能性の高まる育成をしていくべきである。かつてロッテでピッチャーとして活躍した選手に、「選手をケアするマッサージなど、本当の意味で選手を考えているのはロッテが12球団で1番である」と言うことを聞いた。選手ケアに定評のあるロッテがこの怪物をどのような形で仕上げてくるのか。そしてこの怪物の可能性を広げることができるのか。今年のロッテに期待が高まるのは無理もない。

黄金期の西武ライオンズは高卒1年目の清原和博を4番に抜擢し、見事育成に成功した。清原は高卒1年目にして31本という未だ破られたことのないホームラン記録を打ち立てている。昨年36本塁打を記録したヤクルトスワローズの村上宗隆(19)は、実は高卒2年目の記録である。高卒1年目に31本塁打を打った清原を育てたライオンズのように、選手の可能性を広げる育成になることをロッテには期待する。

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